頭皮硬直化=抜け毛が止まらない、ということではないが改善したほうが良いことも事実
■ 羽毛真千の例でいえば、17歳から35歳ぐらいまでは硬い頭皮と付き合っていたので、頭皮硬直化=抜けるそのものの原因でないことは明らか。しかし、改善するに越したことはないのも事実です。一気に解消しようとせず、時間をかけて毎日丹念にケアしましょう。
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硬直化を改善するもっとも簡単な方法は、入浴時に頭皮全体を温め、シャンプー時にしっかりとマッサージをすること。毛穴の皮脂も押し出される可能性が高まることから、頭皮の温めとマッサージは頭皮の育毛環境を整える効果としては必須のケア法です。
ケアナチュラル→シャンプー前にキャップを被りお湯を溜めて片手で手もみマッサージ。2〜3回繰り返すと皮脂押し出しと頭皮柔軟化効果に効果が生まれる。
みかんの薬用育毛剤【柑気楼】
みかんの薬効成分は頭皮硬直化にも効果があるとされていますが、頭皮に潤いを与える効果も見込めます。
■ 頭皮硬直化は、パソコンを使ったり長時間運転をするなどストレスや目の疲れも影響すると考えられます。肩こりも影響しているかもしれません。睡眠前に頭皮全体に育毛剤を与えると思いますが、ゆったりとした睡眠環境を整えることも忘れてはいけません。枕や布団も、軽くて質の良いものを使う方がよいかもしれません。
お勧め育毛アイテム
■外国製品(ミノキシジル10%配合)やサプリメントをお求めの方へ
現在、日本でミノキシジルを配合した製品は「リアップ」があります。リアップは頭頂部の抜け毛に効果があるとされていますが、薬剤師などの指導を受けて段階的に濃度の高い製品を使用することが安心につながります。同様に「生える」とされる外国製品のサプリメントも自己責任によって服用されることをお勧めします。
■「生える」という広告コピーに惑わされないようお願いします
確かに、最近の育毛シャンプーや育毛剤は、効果が「あがる場合」も少なくないようです。しかし全員に「生える」ということはありません。
育毛剤をつけたら、ニョキニョキ、ふさふさになるという幻想は抱かない方が安心です。
適切なケアをして、気長に効果を待つ。以前、ガンで亡くなった忌野清志郎さんが自身の髪の毛が復活する様子を公開していました。生える条件さえ整えば、生えてくるものです。
最近注目しているナノ化育毛剤
皮膚から薬効成分が浸透することは難しいとされてきました。しかし、最近ナノ化技術が進歩し、薬効成分が毛根まで届きやすくする商品も出てきました。薬効成分が届いてこそ効果は高まります。注目キーワードです。